箱根西麓三島大吊り橋・三島スカイウォークの超詳細情報
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執筆者:高荷智也
2015年に静岡県三島市に開業した日本一長い歩行者用吊り橋「三島スカイウォーク」を、公式サイトより詳しい超詳細情報でご紹介。大吊り橋及び施設の見所、お買い物情報、展望台や写真の撮影スポット、散策ポイント、詳しいアクセス情報などをぜひご覧ください。
各項目の詳細記事
- 大吊り橋の全景とディテール紹介
- 大吊り橋以外の展望台スポット
- 電車・バスでのアクセスと駐車場情報
- 飲食・お土産・ショッピング情報
- 森林散歩「kicoroの森&WOOD CHARM」
- 三島スカイウォークの料金・割引き情報
箱根西麓三島大吊り橋・三島スカイウォークとは?
箱根西麓・三島大吊り橋、通称「三島スカイウォーク」は、2015年(平成27年)の12月14日に静岡県三島市に開業した、長さ400メートルの大吊り橋を中心とした観光施設です。綺麗なトイレや休憩所、土産物などをそろえる店舗施設などを楽しむことができます。
吊り橋の長さは400mあり、これは歩行者専用のものとしては日本一の長さです。
吊り橋や施設内の展望台からは、静岡県三島市・沼津市などの市街地や駿河湾、伊豆半島の天城連山をはじめ…
晴れていれば目の前に大きな富士山をドーンと眺めることができる、絶好の観光ビュースポットです(この写真を撮った時は富士山の頭だけが少し見えます、分かりますか?)。
場所はこちら、静岡県三島市の国道一号線沿いに立地します。公共交通機関を使う場合はJR三島駅からバスで25分、自動車の場合は東名沼津I.C.から15分です。
三島大吊り橋バーチャルツアー(写真の紹介)
それではここから、三島スカイウォークの見所をザザァーッと、たくさんの写真を使ってご紹介していきます。
施設の入口から駐車場など
施設の入口にはこのように大きな看板が立っていますので、自動車でくる場合はこの看板を目印にお越しください。『MISHIMA SKY WALK』です。
400台分のスペースがある駐車場は広々としており、道の駅や高速道路のSA・PAの様な雰囲気です。降りてすぐに綺麗なトイレもありますので休憩スポットとしても使えますね。
屋根付きのバイク駐輪場もあります。この国道1号線、箱根超えのこの辺りはよくバイクのツーリングや自転車・ロードバイクのサイクリングルートにもなっています。三島~箱根間では最も新しくて綺麗な休憩スポットになりますので、なかなかよい場所ではないでしょうか。
大吊り橋(三島スカイウォーク)や展望台(有料エリア)
吊り橋を渡るためにはゲートをくぐって有料エリアへ進む必要があります。ゲートの先に大きな橋の主塔が見えますね。
チケット売り場はこんな感じ、一般的な観光地と同じですね。ここでパンフレットももらえます。
大吊り橋の料金は、大人1,000円、中学生・高校生が500円、小学生が200円、幼児は無料です。障害者割引制度などもあるようですね。東京スカイツリーの場合、低い展望台が大人2,570円、高い方まで上がるとプラス1,030円ですから、まぁこれに比較すればずいぶんリーズナブルです(比較対象としてどうかとも思いますが)。
割引制度としては、障害者割引制度があります。障害者手帳の提示で本人と同伴者1名が料金半額になります。詳しくは公式サイトの料金ページをご覧ください。
車いすやベビーカー、ペット用のカートの貸し出しもありますのでご利用ください。ペットはカートに入る小型犬なら連れて行くことができるようです。
ゲートをくぐると広々とした広場が広がっており、奥に橋の主塔が見えています。ワクワクしてきますね。
広場は展望台になっており、ここからも街並みや海、大きな富士山を見渡すことができます。
このような写真撮影用オブジェもありますので記念写真をぜひ。
日付入りのオブジェもありがたいですね。
さぁ、ここから橋を渡っていきます、入口のゲートをくぐって進みましょう。
橋は幅1.6メートル、車いすがすれ違える幅になっているそうです。ご覧の通り、大人3人が楽にすれ違える幅です。
橋は吊り橋ですのでゆっくり揺れます。立ち止まって写真を撮っていると結構揺れを感じますので、こういうのがダメな方は手すりを掴むと安心できますよ。
また足下はグレーチングになっているので、透けて見えます。最大で70メートルの高さになりますのでなかなかスリルがあります。編み目は細かいのですが、小銭などをばらまいてしまうと落下する恐れがありますからご注意を(ここで財布を出す必要はないですが)。
橋からは当然素晴らしい景色が楽しめます。が、同時に吹きさらしでもありますので冬場はかなり寒いです、厚着と手袋でぜひどうぞ。夏はとても涼しそうですが日当たりがすさまじいので長袖がおすすめです。
400メートルを歩いて橋を渡り終えると反対側にもゲートがあります。サッサカ素早く歩けば5分程度、写真などを撮りながらゆっくり歩くと20分くらいかかる印象です。
大吊り橋(三島スカイウォーク)の対岸エリア
橋を渡りきるとこのような広場が広がっています。入口側は白黒タイルのチェック模様でしたが、こちらは桃色タイルのチェック模様、可愛いですね。
こちらの広場のシンボルがこの、「アンカレイジ」という巨大な基礎です。吊り橋のメインケーブルを支える巨大な重りで、この上が小さな展望台になっています。
この展望台は吊り橋の真っ正面にありますので(ケーブルを支えているから当然なんですが)、吊り橋をドドンと正面に見ることができます。隠れた撮影スポットですのでぜひ記念撮影をどうぞ。
「アンカレイジ展望台」の奥には森の中に整備された遊歩道があり、kicoroの森(キコロと呼ぶのかな)と名付けられています。
ウッドチップが敷き詰められた遊歩道は木のよい香りがして、足下がふかふかして歩きやすくなっています。雨が降ってもドロのようにならず歩きやすそうですね。
これが(おそらく)kicoro達です。色々な顔がついたキコロが森のあちこちにいますので、ぜひ探して見てください。
また森の中には様々なドアがあり、(おそらく)kicoro達から人間へのメッセージが書き込まれています。遊歩道の入口側から呼んでいくとストーリーになっていますので、ぜひご覧くださいね。
遊歩道を上っていくと頂上は展望台になっており、そこにはWoodCharm、花の種付きオシャレおみくじの様なものが売っています。これを橋から落とすと、いつか花が咲くというストーリー付です。こちらもぜひ。
また橋の対岸には、施設内で最も標高の高い展望台があり、大吊り橋を含む景色を眺めたり写真を撮ることができますので、ぜひ上ってみてください。
また吊り橋の対岸にもトイレがありますから、長時間居座ることもできますよ。
大吊り橋について
さて、橋をもう一度渡って入口に戻ります。ゲートから出ると再入場はできませんのでご注意下さい。
橋のアレコレ情報が書かれている看板があります。大人が2,100人乗っても大丈夫だそうですね。幅が400mですから、往復それぞれに40cm間隔でびっしり人が埋まると2,100人。まぁ身動きが取れないくらいにびっしり橋を人が埋め尽くしても問題ないということらしいので、安心ですね。
橋の仕様や注意事項も書かれています、ドローンは禁止だそうですね。
ショッピングエリア・SKY GARDEN(スカイガーデン)
施設内にはトイレ、休憩所に加えて、お土産や飲食物などを扱うショッピングエリア、SKY GARDEN(スカイガーデン)があります。
このエリアには屋外エスカレーターを上っていきます。こちらは大吊り橋と異なり入場に料金はかかりません、無料ですのでご安心下さい。
ガラス張りの施設の中がSKY GARDEN(スカイガーデン)です。
中に入るとお土産がたくさん並べられており、その奥には広場が広がっています。
通年で、花のシャンデリアが飾られているそうです。大吊り橋からの景色以外にこういった楽しみスポットもあるのはよいですね、無料ですし。
地場の特産野菜や、果物を使ったフレッシュジュース、B級グルメなどの軽食や各種のお土産、地ビールや地酒も販売されています。
また無料の休憩スペースもありますので、ゆっくりしていくこともできますね。
ドリンクコーナーもあり、観光地価格ではないコーヒーが売られています。水が美味しいので味もおいしいですよ。
トイレも綺麗です。
女性用トイレにはパウダースペースが完備されているそうです(こちらは男性用)。まだ開業直後なので花が飾られていますね。
こんなステキな観光スポット、箱根西麓・三島大吊り橋、三島スカイウォークへぜひお越しください(私は関係者ではありませんが)。
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大吊り橋の全景とディテール紹介
三島スカイウォークの全景、巨大建造物萌えの方にもおすすめした各設備のディテールを写真でご紹介します。
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大吊り橋以外の展望台スポット
三島スカイウォークのビューポイントはもちろん吊り橋、ですが展望台も整備されており、それぞれ特徴のある景色が楽しめます。
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電車・バスでのアクセスと駐車場情報
箱根西麓・三島大吊り橋、三島スカイウォークへのアクセス情報と駐車場の情報を、地元民がどこよりも詳しく解説します。
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飲食・お土産・ショッピング情報
箱根西麓・三島大吊り橋、三島スカイウォークのお買い物情報、ショッピングエリア「SKY GARDEN(スカイガーデン)」をご紹介。
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森林散歩「kicoroの森&WOOD CHARM」
箱根西麓・三島大吊り橋、三島スカイウォークの隠れた散策スポット、森林浴と少しためになる話が楽しめる「キコロの森」をご紹介。
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三島スカイウォークの料金・割引き情報[三島大吊り橋]
三島大吊り橋は大人千円の入場料がかかります。現在使える割引制度、お得なバスチケットなどについてご紹介します。