Voicyそなえるらじお #1048 賞味期限切れチャレンジ!ができる食べ物の条件と選び方のコツ
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、3月19日(水)、本日も備えて参りましょう!
賞味期限は飾りだが判断力が問われる
本日は「賞味期限」のお話です。
たまに賞味期限チャレンジという嗜みをします。もともと長期保存対応されている食品の賞味期限は、かなり安全マージンをとっているため、期限切れでも相当な期間は持ちます。
ただし、メカニズムを知っておくことが重要です。長期保存できる食品の条件は…
- 完全密封の容器を用いて、加熱などの殺菌処理を行い、中の微生物を完全に死滅させ、かつ外部からの微生物の侵入を完全にブロックすること。
- または完全密封の容器の中に、脱酸素剤を入れてなかを無酸素状態にし、微生物の働きを完全に止めること。
これができれば、未開封である限り「腐敗」が生じないため、食品や飲料物を長期保存できます。賞味期限も目安となります。逆に言えば、殺菌していない食べ物、無酸素保存でない食品、一度でも開封したものは、微生物が中で繁殖して「腐敗」が生じるため、長持ちしません。
最後は自分の鼻と味覚で、ダメな食べ物を見極めることも重要です。
本日も、ご安全に!
本日は「賞味期限」のお話でした。
それでは皆さま、引き続き、ご安全に!