Voicyそなえるらじお #1021 節分には炒った大豆、食料備蓄には生大豆でもやしの準備を
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、2月3日(月)、本日も備えて参りましょう!
本年もよろしくお願いいたします
本日は「節分と豆まき」のお話をしたいと思いますが、今回は2月最初の放送となりますので、まずは月初のチャンネル紹介・自己紹介から参ります!
こんにちは、備え・防災アドバイザーの高荷です
2020年11月にスタートした、当チャンネル、『Voicy・死なない防災!そなえるらじお』、昨日2025年2月2日時点で、放送1020回、フォロワー数は5,922名となりました!日頃から放送をお聞きくださっている常連のみなさま、そして新たにチャンネルをフォローくださった皆様、改めてお礼を申し上げます。
当チャンネルは、個人と家庭の備えと防災、また企業の危機管理をテーマに、災害と防災のお話をしています。直近で発生した地震・大雨・台風・噴火・感染症などの自然現象に関する解説や、これらに対する家庭と職場の防災に関するアドバイスなど、「防災をライフスタイルにする」ための様々な情報・ノウハウを紹介する番組として運営を行っております。
毎月少しずつチャンネル登録をいただく方が増えておりますので、毎月初回放送では、そもそも私が何者なのか、という簡単な自己紹介からスタートさせていただきたいと思います。
自己紹介
私は、「備え・防災アドバイザー」という肩書きで活動をしております、高荷智也と申します。大学や研究機関、あるいは防災関連の企業に所属していない、「各方面への忖度不要で自由に活動をしている防災アドバイザー」として活動をしております。例えば直近、こんなご時世ですがフジテレビにも特に躊躇無く出演するようなアドバイザーです。具体的なお仕事といたしましては、
- 講師業…講演会やセミナーなどでお話をしたり、
- 執筆業…雑誌やwebメディアなどでコラムを連載したり、様々な防災記事の監修を行ったり、
- コンサル業…企業と契約をして防災グッズの企画開発や、BCPと呼ばれる危機管理のマニュアル作成のお手伝いをしたり、
- メディア出演業…テレビやラジオなどで災害の解説や、防災に関するアドバイスを行ったり、
- メディア運営業…私自身が運営するwebメディア「備えるJP」、YouTube「そなえるTV」、Voicy「そなえるらじお」などの運営を行ったりと
「備え・防災・BCP」の何でも屋さんという立場で、お仕事をしております。
そなえるらじおについて
そなえるらじおは、私、防災アドバイザー高荷智也が運営をしております、YouTubeチャンネル「そなえるTV」の姉妹チャンネルとして運営している番組です。防災に関する体系的な知識を学びたい場合はYouTubeそなえるTVが、最新情報やトレンドのお話、防災意識を維持する目的であればVoicyそなえるらじおがオススメです。
そなえるらじおは、コメント欄が大変賑わっていることに特徴があります。常連のリスナーさんも、初めての方も、お気軽にコメントをください。放送内容の感想、自分自身の防災のこと、また防災アドバイザー高荷への防災質問など、随時受け付けております。特に防災質問は放送で取り上げることも多くありますので、お気軽にご活用ください。
また、2023年3月にスタートをしました、有料チャンネル・そなえるらじおプレミアム版「高荷智也の防災以外」も、多くの方にご登録をいただいております。こちらは私のプライベートや、レギュラー放送の裏側のお話などをするチャンネルとなっております。防災に関する学びを得るならば、レギュラー放送だけで大丈夫です。私自身の話を聞いてみたいという皆様、ぜひプレミアム版をお聞き下さいませ。
節分は何日?
ここからは節分のお話をしたいと思いますが、2025年の節分は2月2日です。節分って2月3日ではなかったかと思われる方も多いと思いますが、節分の日付は時期により多少前後し、2020年までは毎年2月3日が節分でしたが、2021年以降は閏年の翌年の節分が2月2日、それ以外の年は2月3日となります。そのため来年から3年間の節分は2月3日です。
また節分という日は年に4回あり、雑節で言うところの、立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分になります。昔は年に4回の節分が意識されていたそうですが、江戸時代以降は立春前日の節分だけが鬼払いの豆まき行事と合わせて定着しているそうです。この豆まきも、元々は中国で行われていた風習で、日本には室町時代頃に伝わり、炒った大豆をまく現在の豆まきと同じ形で長く行われる定番行事となっています。
ところで豆まきでは、生大豆ではなく炒った大豆を使用します。これは豆まきが始まったころから変わらない風習です。生の大豆をばらまくと、拾い忘れた豆から芽が出て縁起が悪いというのが理由だそうです。また豆を炒るという言葉は、弓矢を射るという言葉にも通じるため、鬼払いとして縁起が良いと言うことで炒った豆で鬼退治が行われています。生大豆を食べるとお腹を壊しますので、その点でも煎った大豆を食べるのはよいことですね。
大豆と防災
ところで大豆と言えば、食料危機に備えた防災備蓄の友としてよく紹介されます。と言いますか、私がおすすめ備蓄品としてよく紹介しています。食料危機が生じた際には、肉・魚・たまごなどのタンパク質を入手することが難しくなる恐れがありますが、畑のお肉とも言われる大豆は、長期備蓄できるタンパク源として大変優れています。
この大豆、節分のように炒ってそのまま食べてもよいですが、炒っていない大豆は発芽させてもやしにすることもできます。食料危機の状況においては、タンパク質と同じく新鮮な野菜の入手も難しくなる恐れがあり、ビタミンの摂取が課題となりますが、発芽させたもやしは特にビタミンCに優れる食材となりますので、非常時の食事して大変有効です。ということで、節分では炒った豆をまき、防災を極めたい方は大豆を備蓄する、というのもオススメです。
ただ、こんなお話をしておきながら恐縮ですが、私はもやし栽培に挑戦したことがないため、今行いたいことのひとつがもやしの発芽への挑戦だったりします。Voicyもやし部を今年こそ楽しみたいですね。
本日も、ご安全に!
本日は「節分と豆まき」のお話でした。
それでは皆さま、引き続き、ご安全に!