Voicyそなえるらじお #757 能登半島地震から3日…平時の生活と非常時の生活の意識について
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、1月4日(木)、本日も備えて参りましょう!
令和6年能登半島地震…発生4日目
本日のテーマは「月初のチャンネル紹介と令和6年能登半島地震」のお話です。
- Voicy「死なない防災!そなえるらじお」、本年2024年最初のレギュラー放送となります。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
- 予定では、本日1月4日が今年最初の放送になるはずでしたが、1月1日に発生した能登半島地震を受けまして、すでに3日間連続で災害時放送をさせていただいております。
- 本日から普段の放送体制に戻したいと思いますが、まずは月初のチャンネル紹介から始めます。
こんにちは、備え・防災アドバイザーの高荷です
- 2020年11月にスタートした、当チャンネル、『Voicy・死なない防災!そなえるらじお』、先月2023年12月末で、放送753回、フォロワー数が3,763名となりました!
- ここまで放送を継続をすることができましたのも、毎日多くの皆様にお聞き頂き、コメントやいいねボタンなどのご評価を頂いた結果となります。本当にありがとうございます!
- 当チャンネルは、個人と家庭の備えと防災をテーマに、大地震や水害などの自然災害を対象とした防災、感染症パンデミック対策、あるいは銃火器を使わないゾンビへの備え方まで、「防災をライフスタイルにする」ための様々な情報・ノウハウを紹介する番組として運営を行っております。
- 1月1日の地震や、それに伴う緊急生放送などで、多くの方にチャンネルをフォローいただきました。また、毎月少しずつチャンネル登録をいただく方が増えておりますので、毎月初回放送では、そもそも私が何者なのか、という簡単な自己紹介からスタートさせていただきたいと思います。
自己紹介
- 私は、「備え・防災アドバイザー」という肩書きで活動をしております、高荷智也と申します。
- どこかの大学や研究機関、あるいは防災関連の企業に所属しない、フリーの専門家という立場で活動をしております。
- 家庭の防災対策や企業の危機管理などを大テーマに、
- 講師業…講演会やセミナーなどでお話をしたり、
- 執筆業…雑誌やwebメディアなどでコラムを連載したり、様々な防災記事の監修を行ったり、
- コンサル業…企業と契約をして防災グッズの企画開発や、BCPと呼ばれる危機管理のマニュアル作成のお手伝いをしたり、
- メディア出演業…テレビやラジオなどで災害の解説や、防災に関するアドバイスを行ったり、
- メディア運営業…私自身が運営するwebメディア「備えるJP」、YouTube「そなえるTV」、voicy「そなえるらじお」などの運営を行ったりと、
- 「備え・防災」の何でも屋さんという立場で、お仕事をしております。
そなえるらじおについて
- そなえるらじおは、防災アドバイザー高荷智也が運営をしております、YouTubeチャンネル「そなえるTV」の姉妹チャンネルとして運営している番組となります。
- 防災に関する体系的な知識を学びたい場合はYouTubeそなえるTVが、最新情報やトレンドのお話、防災意識を維持する目的であればVoicyそなえるらじおを活用いただくのがオススメです。
- 特にそなえるらじおは、コメント欄が大変賑わっていることに特徴があります。常連のリスナーさんも、初めての方も、お気軽にコメントをください。放送内容の感想、自分自身の防災のこと、また防災アドバイザー高荷への防災質問など、随時受け付けております。
- 特に防災質問は放送で取り上げることも多くありますので、お気軽にご活用ください。
令和6年能登半島地震
- 能登半島地震の発生から、本日で4日目を迎えます。
- なおこの放送は、1月4日の深夜0時時点の情報で録音しておりますので、大きな余震などが発生した場合は、これからお話をする内容と齟齬が生じる恐れがございます、ご了承ください。
- さて、能登半島地震は現在も余震が続いております。気象庁からも、「能登地方の地震活動は当分続くと考えられるため、強い揺れに警戒が必要」と繰り返しアナウンスされておりますが、一字一句その通りです。
- 大地震直前にも能登半島では群発地震が発生しており、今後も余震、あるいはさらに大きな地震が発生する可能性があります。また大きな地震が発生すれば、津波をもたらす恐れがありますので、救助・復旧・生活をする際には、常に「今揺れたらどういう安全行動を取るか」をイメージすることが重要です。
- また雨も降っています。土砂災害がとても発生しやすい状況になっていますので、強い揺れに見舞われた地域では、「重ねるハザードマップ」などをスマホで確認し、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域には近づかないなどの注意も必要となります。
考えること
- 被災地においては、依然として余震を始めとする二次災害や、停電・断水・生活物資の不足などが続く、非常事態が継続しています。また能登半島以外の地域でも、液状化現象などでライフラインが被害を受けたり、自宅が傾いたりと、ニュース報道されていない被害も、各地で生じています。
- 一方で本日1月4日は、仕事始めとなる職場や、学校が始まる場所も多くあります。仕事や学校が始まりますと、生活はお正月から平時に引き戻されますし、またニュース報道でも地震に関する話題が徐々に減って行きます。
- 自分の目と耳で見られない事件・事故については、テレビやインターネットの報道の量が、その重要性を図るための判断材料となります。地震発生から時間が経過すると共に、災害報道が減り、すると今回の震災が収束したかのように思えますが、被災地における救助はまだ全力で続いており、またインフラの復旧、住宅の調達、継続する被災生活など、被災地における苦労はこれからが本番となります。
- 被災地以外の地域において、楽しい活動を自粛する必要はありません。ポジティブな催しを不謹慎として中止する必要もありません。しかし、震災に関するニュース報道が減っても、被災地における厳しい生活が終わった訳ではないのだと、そうしたことは知っておく必要がありますし、
- 被災地支援をする方や団体が身近にいるならば、協力せよとはいいません、しかし邪魔をしたり、まだそんなことを続けているのかと揶揄したりする行為は避けていただきたいと思います。
- 地球レベルで見れば、平和な日本と、現在進行系で戦争に巻きこまれている国があります。それを常に意識しろとは言いません。しかし同じ日本の中に、平和な日常の地域と、全てを失っている地域があることは、意識し続ける必要はないにせよ、知っておくべきですし、少なくとも支援をする方々の足を引っ張ることの無いように努めたいところです。
本日も、ご安全に!
本日は「月初のチャンネル紹介と令和6年能登半島地震」のお話でした。
それでは皆さま、引き続き、ご安全に!