Voicyそなえるらじお #681 法律を作り行動を強制することで、防災がライフスタイルになる
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、9月15日(金)、本日も備えて参りましょう!
対処の難しい災害
本日のテーマは「防災とライフスタイル」のお話です。
- 9月8日にアフリカ・モロッコ中部で発生した大地震から、本日15日で1週間が経過しました。
- 震源に近い山間部における被害が特に大きく、現在までに判明している死者は2,900名以上。多くの方が、支援物資として配られたテントによる生活を余儀なくされているということです。
- 2月に発生したトルコ・シリア大地震の被災地においても、未だにテント生活をされる方が多くいるということですが、大地震からの生活復旧には長い時間がかかるため、長期にわたる支援が求められます。
備え・防災をライフスタイルに
- ただ、24時間365日備え続けることは難しいです。
- 先日の放送にあるコメントをいただきました、柚子胡椒さんからのコメント。
- 「夜中に尿意で目が覚めてスマホで時間を確認したら、Voicyの通知が!嬉しくて眠気を抑えながら聞いてる最中にふと思った事が 夜中に地震が起きて 尿意で膀胱パンパンだったら 地震が収まるまで我慢できても その後にトイレ(携帯トイレを含む)に行ってる場合じゃない、どうしよう⁉️と シュミレーションに困りました高荷先生なら どんな対応をされるのでしょう…。」
- 備えなくても死なない環境を、国を挙げて作るしかありません。
- 私たち日本国民が、こういう国を作ろうという思いを形にしたものが、「法律」です。建築基準法を始めとする法律で、地震に強いまちづくりをしなければならない、と定めたのは私たち日本人の意思です。このような「ライフスタイル」化が重要ですね。
- シートベルトの着用もそう
- ヘルメットの着用もそう
- 法律にすることで、ライフスタイルとし、意識しない備えができあがります。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「防災とライフスタイル」のお話でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!