Voicyそなえるらじお #619 小銃発砲事件に見る、昨今感じる時代の変わり目のお話
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、6月15日(木)、本日も備えて参りましょう!
社会が変わってきている
本日のテーマは「人間の悪意への備え」のお話です。
- 昨日6月14日、陸上自衛隊の射撃場で、実弾射撃訓練中に自衛官候補生1名が、周囲にいた隊員3名に対して自動小銃を発砲し、2名が死亡するという最悪の事件が起こりました。
- これは事故では無く、訓練中だった18歳の候補生が、教官を狙って発砲したと供述しており、殺人事件だという点が大きな問題です。今回はこのお話…
陸自訓練中の事故
- この事件の詳しい状況は、現在進行系で報道がなされていますので、ニュース番組などをご覧頂きたいと思いますが、陸上自衛隊のトップの幕僚長から、「原因の究明と再発防止を図る」と記者会見でのコメントが出されています。
- しかし、原因の究明はともかく、再発防止はなかなか難しく、それこそSF作品に登場するような、フレンドリーファイア・同士打ちを防止するようなすごい装置、味方には発砲できないスペシャルな未来技術が搭載されなければ、究極的な再発防止はできません。
- 自衛隊、警察、海上保安庁など、武器を持つことが法律で許可されている組織において、今後の対策が非常に重要になって参りますね…。
変わる社会
- 今回の様な事件だけでなく、岸田総理大臣への爆弾テロ未遂、安倍元総理を死亡させたテロ、大阪のメンタルクリニックや、京都アニメーションで生じた、ガソリンによる自爆放火殺人、あるいはトラックが歩行者に突っ込んだり、小学校で刃物が振り回されたり、様々な悪意に基づく事件が生じていますが、
- 人間の悪意を防ぐことは、根本的にはできません…
- 戦後まもなく80年…
- 戦争も社会崩壊も経験をしない平和な時代…
- 平和ボケ日本人というのは素晴らしいこと…
- こうした状況が許されない昨今…
- 時代の変わり目に生きていることを、認識しなければならない…
- キツイですね…
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「人間の悪意への備え」のお話でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!