Voicyそなえるらじお #520 乳幼児の備蓄食に、安心感と確かな実績「長期保存おやつ」を活用
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、1月20日(金)、本日も備えて参りましょう!
容器包装の進化は非常食の進化を促す
本日のテーマは「長期保存のおやつ」のお話です。
- 本日はコメント欄にいただいたご質問への回答です。
- コメントをくださいましたのは「こっぺ君」さんです。
- 『初コメです、いつも楽しく学びある放送をありがとうございます。保育園を運営しているものです。先日保育園の非常食クッキーをおやつとして提供しました。高荷先生の教えの「日頃から非常食品に慣れておくこと」と、非常食や防災について意識してもらいたいと思ったからです。』
- 『職員や子どもたちの反応も概ね良かったのですが、なぜか1歳児クラスのみ不評でした。商品名は伏せますが、アレルギー27品目不使用・3年保存・非常食クッキーです。』
- 『前置きが長くなりましたが、乳児でも美味しく食べられる非常食クッキーをご存知であれば、ぜひご教授いただきたいです。末筆ながら、高荷先生とご家族様、リスナーの皆様の健康とご多幸をお祈りしています。』
- ということで、リアルな現場からのご質問、ありがとうございます。
子どもでも食べやすい備蓄食
- 小さな子どもでも食べやすい、そして美味しい非常食は何か、こうしたことを日頃から考えてくれる保育園の運営者さんがいることは、とても素晴らしいことですね。乳幼児でも食べやすい非常食としては、「長期保存おやつ」をおすすめすることが結構ございます。
- 長期保存おやつは、一般的に販売されているおやつにおいて、容器包装に特殊なものを用いることで、商品の中身はそのまま長期保存対応できるようにしたものになります。
- 例えば、グリコの5年保存ビスコ、森永の6年保存マリー、東ハトの5年保存ハーベスト、ギンビスの5年保存たべっ子どうぶつ、などは、小さな子どもにも与えることができますし、長期保存版ではなく普通のものを食べたことがある方も多いのでは無いでしょうか。
- また、少しおかずに寄せたものとしても、ヤマザキナビスコの5年保存ルヴァン、クラッカーですね。それから、1歳の子どもにはあげられませんが、越後製菓の5年保存しょうゆ煎餅などもあります。
- こうした、その辺のお店でもよく見かけるブランドお菓子、中身は通常版と同じですが、缶詰やアルミパウチなど、酸素を通さない容器に、脱酸素剤と一緒に入れることで、長期保存できるようにしたものが各種ございます。
- こうした長期保存おやつは、三食全ての食事をまかなうのは少し難しいですが、保育園などで備蓄をする、災害発生後の最低限の食べ物としては優れています。よく知られたブランドですので安心感があり、実際美味しいのでロングセラーにもなっているというのが理由です。
ビスコはいいぞ
- 個人的には、グリコの5年保存ビスコがおすすめです。サイズが小さいので子どもの小さなお手々でも持ちやすく、食べやすく、またクリームサンドされていますので、1歳くらいの小さな子どもが、あんにゃあんにゃしながら食べるのにも向いています。
- 長期保存ビスコは、缶詰に入っている家庭向けのタイプと、アルミパウチに個別包装されていて省スペース名ダンボールタイプがありますので、保存するスペースにあわせてセレクトいただくのがよいかと思います。もちろん家庭の備蓄としてもおすすめです。
- ちなみに余談ですが、ビスコの発売は1933年ということで、今年で90周年を迎えるそうです、すごいですね。お近くのお店で、まずは通常版をおひとついかがでしょうか。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「長期保存のおやつ」のお話でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!