Voicyそなえるらじお #379 初神戸…震災メモリアルパークを眺めつつ地震防災待ったなしを認識する
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災!そなえるらじお」、6月20日(月)、本日も備えて参りましょう!
神戸に行って来ました
本日のテーマは「地震対策」に関するお話です。
- 本日6月20日は、128年前に「首都直下地震」が発生した日です。
- 1894年(明治27年)6月20日、東京湾北部、荒川の河口辺りをを震源とする、最大震度6、マグニチュード7.0の大地震が発生しました。
- 明治東京地震と呼ばれている地震ですが、いわゆる首都直下地震で想定されている、南関東で発生する大地震のひとつです。いま発生した場合、しばらくは「首都直下地震」の発生と呼ばれ、その後に「令和東京地震」などと命名されるような地震でしょうか。
- この大地震、震源の場所は大都市の直下と言うことで最悪でしたが、震源の深さが40キロから90キロと深かったこともあり、人的な被害は東京・神奈川で31名と、現在想定されている首都直下地震による被害想定と比べれば、比較的小さな被害となっております。
- 同じ時期に発生している首都直下地震としては、明治東京地震の約40年前に発生している、1855年の安政江戸地震が際立って大きく、こちらはマグニチュードが最大で7.4程度とさらに大きな地震であり、死者も10,000名を超えているという研究があるなど、江戸末期に大きな影響をもたらした大地震となりました。
- 東京都含む南関東では、こうした直下型地震が定期的に発生し続けており、今この瞬間も大地震に注意が必要と言うことになります。
HDC神戸でセミナーをして参りました
- 神戸の震災メモリアルパークも見学できてよかったです。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「地震対策」に関するお話でした。
- 今週金曜日は、福岡と久留米で講演会をさせていただきます。
それでは皆さま、本日も引き続き、どうぞご安全に!