Voicyそなえるらじお #491 10年以内に30%、30年以内に70~80%、40年以内に90%
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執筆者:高荷智也
おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、12月7日(水)、本日も備えて参りましょう!
令和時代かその次か
本日のテーマは「南海トラフ地震」に関するお話です。
- 本日12月7日は、南海トラフ地震に関するお話をしなくてはならない日でございます…。
- 78年前の本日、1944年(昭和19年)12月7日のお昼過ぎ、午後13時36分、紀伊半島沖の熊野灘でマグニチュード7.9の大地震が発生しました。昭和東南海地震の発生です。
- いわゆる、前回発生した南海トラフ地震ということになりますが、昭和の南海トラフ地震は2年ズレで東西の地震が発生しています。先に揺れたのは東側・1944年に発生した昭和東南海地震。そして2年後に西側・1946年に昭和南海地震が発生し、この2年ズレで生じた2つの地震をまとめて、昭和の南海トラフ地震と括っています。
- 次の発生時期が近づいていると想定される南海トラフ地震ですが、2022年の1月にこれの発生確率が見直されました。具体的には、
- 今後10年以内に南海トラフ地震が発生する可能性が「30%程度」、30年以内に発生する可能性が「70~80%」、そして40年以内に発生する可能性が「90%程度」と、かなり切迫した数値に改められました。
- 具体的にいつごろ地震が発生するのかは分かりませんが、将来どこかのタイミングで南海トラフ地震が生じることは確実ですので、日々の備えを万全に行い、あとはゆったり構えることが重要でございます。
南海トラフ地震の特徴
- 南海トラフ地震の特徴としては、被災範囲の広さと、津波到達時間の短さが上げられます…
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「南海トラフ地震」でございました。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!