Voicyそなえるらじお #200 そなえるらじお200回目!Voicyをはじめたドライな理由
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、9月22日(水)、本日も備えて参りましょう!
そなえるらじお200回目&Voicy5周年おめでとうございます★
本日のテーマは「そなえるらじお」のお話です。
- さて、2020年11月24日にスタートいたしました、Voicy「死なない防災!そなえるらじお」は、今回で200回目の放送を迎えました!
- いつも平日朝7時から、または昼間に、あるいは夜中に、災害と防災のお話を聞いていただいておりますみなさまのおかげです。改めて、お礼を申し上げます!
- 100回目の放送が4月21日、この時には私が運営するもうひとつのメディア媒体、YouTubeそなえるTVとのセルフコラボ放送をお送りしましたが、
- 今回は、ちょうど明日、9月23日にVoicyが5周年を迎えるということですので、今回はVoicyそのものに関するお話をしたいと思います。
Voicyをはじめた理由
- と言うわけでまずは、なぜVoicyをはじめたのかというお話です。
- これは、そなえるらじおの第1回目の放送でも冒頭でご紹介しておりますが、防災情報を配信することで1人でも多くの方の命を守りたい…とか、そういう崇高な理由はあまりないのです、ごめんなさい。
- 結果的にそうなれば良いなとは思いますが、ひと言で言えば「やってみたかったから」というシンプルな理由です。
- もうすこし深掘りをすると、「乗るしかない、このビッグウェーブに」を実際にやった結果がVoicyだったのです。
音声メディアの波に乗りたかった
- どういうことか…
- 現在私が情報配信をする媒体としては、当ページホームページ「備える.jp」、Twitter、YouTube「そなえるTV」、そしてVoicy「そなえるらじお」があります。
- ホームページ「備える.jp」は2007年から運営をはじめていますので、今年で14年目、それなりの長さです。Twitterも2009年から利用しておりますので、そこそこ色々な投稿を継続しています。3.11当日の自分のTwitterでのツイートを振り返ると、なかなか生々しいつぶやきなどをしておりました。
- 一方、YouTubeについては、登録自体は2012年に行い、何本かミニ動画を投稿していたのですが、本格的に動画投稿をはじめたのは、2020年の4月でした。2012年から防災動画をコツコツ投稿していたら、今頃は専業の防災系YouTuberができていたかもしれない、と考えると、継続することの大切さと、忙しいという理由で物事を後まわしにするということの、もったいなさ、を最近かみしめております。
- そなえるらじおを開始した2020年11月当時は、コロナ禍の真っ最中…まぁ、いまもですが、という状況もあり、YouTubeや、色々な音声メディアがのびていた時期でした。
- そうした流れの中で、これからは音声メディアが来る!ということが盛んにSNSやメディアでもてはやされ、これは、YouTubeの波に乗り遅れた轍を踏むわけには行かない、乗るしかない、このビッグウェーブに、ということで、とにかく音声メディアをはじめようと考えました。
「まとも」なプラットフォームを使いたかった
- では、なぜいくつかある音声プラットフォームでVoicyを選んだのか、それは、音声メディアの中で、Voicyが一番クオリティをきちんとコントロールしていたからなのです。
- 防災・災害の中にも色々なジャンルの情報があります。その中で、個人的な好みとして、防災デマ情報、非科学的な地震予知、災害の恐怖を過度に煽って集客をする媒体、などはあまり好きではありません。
- しかし、YouTubeなど誰でも使えるプラットフォームでは、様々な情報を配信する方が集まります。その中には、防災・災害に関するあまりよろしくない情報を配信されるチャンネルも生まれます。率直に言うと、そうしたチャンネルと横並びになることは避けたかったのです。
- ではVoicyはどうか。例えば本日現在はVoicyにも防災チャンネルが複数あります。子育てやアウトドア防災に詳しいあんどうりす先生の「みんなとつながりすBOSAI」や、防災士アイドル時東ぁみさんの「防災 aMI-NET」などのよいう情報を配信されているチャンネルがあります。
- しかし、2020年11月当時は、防災専門のチャンネルはありませんでしたので、ある意味ではチャンス!という状況でした。
- また、Voicyは誰もが配信できる媒体ではなく、審査に通過して、トレーニングをうけなければ配信を開始することができません。こういう言い方が適切かどうかは分かりませんが、怪しいチャンネル、おかしなチャンネル、そうしたものは生まれづらいメディアだなと思ったのです。
- また審査もきちんと行われているようで、通過率は数%とかなり狭い門です。ちなみに「そなえるらじお」がスタートした2020年11月の審査通過率は2%でしたので、なかなかどうして、このマニアックなチャンネルにOKを出してくださったVoicyの事務局さまには頭が下がります。
- その後、なんとか災害・防災ネタを毎日ひねり出し、本日で200回目の放送を迎えることができましたが、少しずつフォロワーさまも増加し、このまま1周年までがんばりたいと思っています。
- どうでしょうか、いまのところはビッグウェーブに乗れているような…気がいたします。
Voicy5周年おめでとうございます!
- そしてもうひとつのお話、明日9月23日はVoicyが5周年を迎えるということです、おめでとうございます!
- 実は私自身、防災アドバイザーとして活動する前、サラリーマンをやっていた時代は、10年間ほどWebのプラットフォーム運営に関わる仕事をしておりました。
- それだけに、プラットフォームを新しく生み出す、人を集める、そして潰さずに継続することの大変さは、よく知っているつもりですし、当時は文字通り魂を捧げながら自社サービスの運営に努めておりました。
- だからこそ、Voicyというサービスに込められているこだわり、アプリのアップデー度、パーソナリティの増加など、すごく魂が入っていていいなと、ここでお話をさせていただくのがありがたいなと、感じます。
- 5年間、Webのプラットフォームが継続するのは本当にすごいことですし、登録者や利用回数が右肩上がりで増え続けているというのは、もっとすごいことです。
- 最も、ビジネスの面で言えば、株式会社Voicyの2020年度決算は赤字の状況ですので、まだVoicyというプラットフォームに投資を続けている状況ということですが、このメディアに可能性を感じる多くの方が投資をし、またサービスの利用者も増えているということで、どうにか黒字化し、この媒体が継続されることを願うばかりですし、その成長のコンマ数%にでも寄与することができれば、嬉しいなとおもいます。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「そなえるらじお200回目&Voicy5周年おめでとうございます」のお話でした。
次の節目は、11月24日のそなえるらじお1周年となります。あと2ヶ月、放送回数で言うとだいたい240回くらいになっている…と良いなと思います。
Voicyを毎日続けるのは、結構大変です。ただ、それ以上に得られるものはあります。また防災知識の収集と定着という勉強にもつながっていますので、引き続きお話を続けたいと思います。明日は秋分の日のお休みですので、次回の放送は、9月24日金曜日です。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!