Voicyそなえるらじお #93『トカラ列島で群発地震…その後大地震?「トカラの法則」は本当か?』
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執筆者:高荷智也

おはようございます!備え・防災アドバイザー高荷智也がお送りする「死なない防災・そなえるらじお」、4月12日(月)、本日も備えて参りましょう!
トカラの法則…ってほんとかな?
本日のテーマは「大地震の法則とデマ情報」です。
■検証期間(気象庁震度DB)
— 高荷智也 (@sonaeru) April 11, 2021
1919/1/1~2021/4/9
■トカラ周辺の地震回数
4,211回
■うち群発地震数(同日に5回以上で「1回」、1週間以内の群発は「1回」に集約)
33回
※画像は直近1000回分、トカラ周辺の地震も含みます。
→続く pic.twitter.com/eBIxLdGpdg
なお、群発地震の定義を「5→10回」とした場合、トカラ周辺の群発地震数は過去100年で10回、
— 高荷智也 (@sonaeru) April 11, 2021
その後30日間でM6以上の大地震が平時より増えたのは、3回でした。
まぁ、月に1.4回の大地震が発生している国で、法則もなにもあったものではないと。予知・法則に惑わされず、常に備える、それだけです。
本日も、ご安全に!
ということで、本日は「大地震の予知知・予言・シグナル」のお話でした。過去100年で発生した、震度1以上を観測した地震の数は、211,932回、平均すれば1日5回以上、日本のどこかが揺れていることになります。この瞬間に緊急地震速報がなるかもしれない、と考えて常に備える、それしかありません。デマや根拠の無い噂に惑わされて、メンタルを消耗するのは避けた方がよいでしょう。
それでは皆さま、本日も引き続き、ご安全に!